2020年よりZOOMを使ったパフォーマンスや360度カメラを使った映像作品など、身体とメディアとの関係性で生まれる作品を実験的に制作。2021年からはVRと身体表現の可能性についての実験を始める。Multibrush、OBSなど、オープンソースのソフトウェアを利用することにより、特別な機材がなくても創作できる環境にも留意している。
kinomalaboとは
ロシア語やドイツ語で「映画」という意味の「kino」。
「ま」が加わることで、木の間、氣の間、など、いろんなイメージを連想させます。
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MANOWORKS 真野明日人 まのあすと 仏像彫刻師(仏師)/ VRアーティスト
舞台俳優、WEBデザイナー、映像制作、VJの経験ののち2000年に仏像彫刻工房に入門。2010年に独立して以来、伝統を踏まえながらも現代にふさわしい仏像彫刻を追求している。
2015年より各地で大人から子どもまで参加できる彫刻教室、ワークショップを開講。
2020年よりデジタルとアナログを結ぶVRアーティストとしても活動を開始する。
【主な彫刻作品】→作品紹介ページ
名古屋市 相生山徳林寺所蔵 釈迦誕生仏像
イタリアローマ Anshin Zen Centre所蔵 僧型文殊菩薩像
名古屋市 即得山 一心寺 須弥壇彫刻
知多四国霊場会所蔵 稚児大師像 2017年 ほか
【彫刻以外の活動】
1998年 日本初となるリアルタイムVJ(ビジュアルジョッキー)ソフトウェアを開発するmotion dive projectに参加。
2010年~2012年 坂本龍一氏のライブをネット中継配信するSKMTSサカモトソーシャルプロジェクトに参加。中継機材セッティングとカメラを担当。
2012年よりインターネット番組まのび放送局開始。彫刻風景のライブ配信も行う。即興のダンスや演奏パフォーマンスにVJとして参加。
2020年よりVR(バーチャルリアリティ)と現実世界、アートをつなぐ実験を開始。
石を積むアート「石花」をVR内で再現したり、360度カメラを使ったパフォーマンス映像を発表するなどしている。
アトリエクーゲル てらにしあい ダンサー
クラシックバレエを学んだ後、学生演劇を経てパフォーミングアーツカンパニー「パパタラフマラ」入団。『草迷宮』(国際交流基金フォーラム / 東京,1996)『船を見る』(セゾン劇場 / 東京,1997)『SHIP IN A VIEW』(ヴェネツィア・ビエンナーレ / 2002, セルバンティーノ国際芸術祭 / 2003)などに出演。
東京やベルリン、名古屋などでダンサーとして活動後、ダウン症や発達障害の子どもたちとダンスやアートを通して活動する放課後等デイサービスの経営に携わる。精神保健福祉士資格取得。
2016年より「CIあいち」として、コンタクト・インプロビゼーションのラボやワークショップの企画・運営に携わる。
2018年より映像・音楽・身体表現・舞台美術のインターメディア・パフォーマンス「The Other Side」のクリエーションメンバーとして全ての作品にダンサーとして参加。
2021年より身体とVRとの関わりについて探究している。